こんにちは、チェンマイノートです。
今日は、農園懐石ランチが頂けるオーガニックファームをご紹介します。
今年2019年2月にNHKオンデマンドの人気番組「世界はほしいモノにあふれてる▽ カラフル五感で楽しむオーガニックフード|タイ 」に登場したチェンマイのオーガニックファームです。
Contents
オーガニックファーム「Baan Wasunthara」ワスンタラ農園
オーガニックファーム Wasunthara ワスンタラは、チェンマイの郊外サンサイ地区にあります。チェンマイの中心部から車で40分位、約20キロの所にあります。
農園主はウィラートさん。エディブルフラワー(食用花)やハーブを中心に米や野菜など、たくさんの作物を栽培している傍ら、自慢のハーブや野菜のランチコース料理を提供しています。
今回は、チェンマイに旅行中の友人と一緒に女子4名+2歳の女の子でお伺いして、噂のランチを頂いてきました。
完全予約制のランチ懐石です。美しいお食事をたっぷりご紹介しますね。
ワスンタラ農園のランチコース
蒼くて美しいウェルカムドリンク
到着して、まず出されたのは美しいウェルカムセットでした。
アンチャン(バタフライピーと言う青いお花)の冷たいお茶とブラウニーです。
お花がいっぱいで最初からテンションが急上昇! このお花も全部食べられるしオーガニックなのが嬉しい♡
葉っぱや花びらに包んで食べるミヤンカム เมี่ยงคำ
続いてのお料理は「ミヤンカム」。
ミヤンカムは、葉っぱに 小さく刻んだココナツ・ライム・唐辛子・干し海老・青マンゴー・赤玉ねぎなどを包んで一口で パクっと頂きます。
ワスンタラファームでは葉っぱだけでなく、大ぶりの花びら(バラや蓮の花)も包み菜として出されていました。
花びらと葉っぱに、好みの具と特製のタレを載せて包んでいただくと、それぞれの具の風味・食感が口の中で混ざって、食べる度に新鮮な感動があります。
ウィラートさんの秘伝のタレが、すべてを調和して美味しいハーモニーを奏でています。
お米とお花のサラダ「カオヤム」ข้าวยำ
次に頂いたのは、カオヤム(タイ風ライスサラダ、タイ南部の料理)です。
ご飯(玄米:ヘルシーな赤米&黒米のミックス)に、レモングラスやコブミカンなど多数のハーブ、豆、もやし、 ローストココナッツ、干しエビ、そして色とりどりのエディブルフラワー。そして、ここにもウィラートさん特製のタレが登場。
全部をしっかり混ぜて混ぜて混ぜて、しっかり混ぜてから頂きます。
特別にキッズプレート「バラのオムレツ」
ワスンタラ農園レストランは、料理が出てくるのに時間がかかります。メインの登場まで待てない子供用に特別に「キッズプレート」を即席で用意してくれました。
なんて素敵なホスピタリティ。そしてバラのオムレツって・・・どんな味&香りなの? 大人の私も食べたいメニューだよーー !
青マンゴーと小魚のサラダ ยํามะม่วง
今度は、ヤムマムアン「青マンゴーのサラダ」が出てきました。ソムタムの青マンゴー版のようなもの、と言えばイメージできますか?
ところで、青マンゴーって食べたことありますか?
爽やかな香りとシャキッとした食感が美味しいんですよ。完熟マンゴーももちろん美味しいですが、タイならではの青マンゴーの料理、タイ滞在中に見掛けたらぜひ試してくみてくださいね。
メインディッシュ|ココナツと魚のスープと海鮮グリル、締めのご飯
この魚のスープの美味しかったこと!!!
とてつもなくやさしい味わいなのに、魚とココナッツの風味がしっかり主張されていて、、、これまでに経験したことのない味わい。
この美味しさって、なんだろう? っとふと見上げると
見上げると「そこにあるココナッツ」!
見渡せば、「そこにある野菜たち」!! そしてこの長閑な雰囲気。気心の知れた友人たち。美味しさの秘密はここにあり、でした。
心尽くしのお食事を、自然の中で、友人たちと頂くって、これ以上にない最高のシチュエーション。
チェンマイ旅の最高の思い出になりそう。
と、感慨に浸っている私たちにウィラートさんが「お腹いっぱいになった? なんかもっと・・・野菜のプレートとか作ろうか?」と。
十分にお腹いっぱいですと有難くお断りしました。
ウィラートさん、本当におもてなしが好きなんだなぁと思うシーンのひとつでした。キッズプレートをササっと作ってくれたり、気遣いが素晴らしかったです。
その「想い」がお料理のひとつ一つに見事に表現されていました。
ワスンタラ農園のデザートプレート|自家製アイスと完熟マンゴーボート他
デザートタイムです。
細長いプレートには、農園で採れた果物やお花がきれいに盛り付けられていました。タイの伝統菓子「ルークチュップ」やお芋のお菓子も添えられていたり。
とっても楽しいしいプレートです。
そして、マンゴーの美味しい事。熟し方が良くて、パーフェクト。そうですよ。見上げれば、そこにはマンゴーが熟れて生っているんです。
農園の中でいただく心尽くしの食事で・・・いろんな事感じてました。
《人生の大事な事 》 をしっかり大切にしていきたいな♡とか
ウィラートさんのお料理
ここまでのコース料理、加熱調理していないハーブや食用花がほとんどです。植物のエネルギーや効能を出来るだけ活かす調理法を心掛けているそうです。
また、基本的にお肉は使用していないそうです。
ワスンタラ農園の雰囲気
ウィラートさんが作るお料理は、どれも手が込んでいて心がこもった料理でした。
そんなウィラートさんが作った空間もおもてなしの心そのもの。とても寛大で穏やかな場所です。
オーガニックな農園懐石を頂いた場所は、畑に面したオープンエアーな座席です。池があったり、小川が流れていたり、ブランコやハンモックもあります。
落差や水場が多いので目は離せませんが、お子さまと一緒に出掛けるにも良い場所です。
ワスンタラ農園の見学ツアー
食事が済んでから、時間があればワスンタラ農園を見学できます(事前にウィラートさんに確認してください)。
「デザートプレートに載っていたのはこの実だよ」なんて言いながら、その実をもいで試食させてくれたり、
「この鞘がアンチャン(ウェルカムドリンクの青いお茶)の種だよ」と言って、分けて下さったり。
ウィラートさんが愛する農園を案内してくれました。
おもてなし愛の塊のようなウィラートさん♡
ワスンタラ農園を利用する際の注意点
設備上の注意点
時間の注意点
また、料理が出てくるのにとても時間がかかります。ランチコースに3時間はみておいた方がよさそうです。時間に余裕を持ってお出かけください。
逆に言うと、料理一品一品が出てくる間隔が長いので、料理の写真を撮るのが好きな方には最高の環境です。
ワスンタラ農園の基本情報
ワスンタラ農園は、毎週土曜日のファーマーズマーケットに出店しています。ミヤンカムとカオヤムだけなら、こちらでも購入することが出来ます。
ワスンタラ農園の地図
自分で行って、見て、感じて来たい方は、ぜひとも農園を訪ねてみましょう。ウィラートさんは、ファーマーズマーケットの出店などがありレストランは農園は常にオープンしている訳ではありません。必ず予約してからお伺いしてください。
住 所 | ตำบล สันทรายหลวง อำเภอสันทราย เชียงใหม่ 50210 |
営業時間 | 完全予約制 |
サイト | フェイスブック |
※タイ語の住所はグーグルマップからのコピーしています。もともとが誤っていたり、この住所だけでたどり着けない場合もありますので事前にご自身でよく確認してください。
ワスンタラ農園オーガニックランチ・ディナーの料金
※以前は4名以上のランチしか予約を受けていませんでしたが、現在は1名~でも予約が可能になっています。
※2022年、ランチだけでなくディナーも楽しめるようになりました。
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