こんにちは、チェンマイノートです。
旅行に行くと、ローカル市場に行くのが好きな方って多いと思います。今日はチェンマイの行きやすい中心部の市場をご案内しつつ、市場でよくある「これなぁに?」にお答えしていきます。北タイ独自の食材もありますよ。
それでは、本日もどうぞお付き合いくださいませ。
Contents
チェンマイ中心部の行きやすい市場
チェンマイの市場と言えば、ワロロット市場! 知名度も人気も抜群のワロロット市場ですが、チェンマイはもともと城下町。お堀(旧市街)を中心に人々の暮らしが形成されていました。
編集部おすすめのローカル市場
さて、ツーリストが特に行きやすい&おすすめのマーケットをピックアップしてみました。
旧市街付近なので、ホテルから近い方も多いかと思います。こう言ったローカル市場はたいてい朝の7時位からお昼ごろまでがにぎわい時です。
ワロロット市場以外にも、地元民密着のローカル市場って実はこんなにたくさんあるんですよ。
- チェンマイ門市場
- チャンプアック門市場
- タニン市場
- ソムペット市場
- トムパヨーム市場
- サンパコーイ市場
- ガートコム市場
引用元のページにそれぞれの市場の特徴や地図が載っているので参照してください。
早朝の托鉢光景
もし早起きが得意な方は朝の6時位に市場へ行ってみると….. お坊さんが托鉢している光景に出会えます。
毎朝毎朝、お坊さんが市場や商店街を托鉢で歩いています。
町の人々も毎朝(もしくは特別な日に)、 お布施をして徳を積んでいるのです。
托鉢には、チェンマイ門市場が遭遇しやすいですよ。
タイ・チェンマイの市場の「これなぁに?」
さて、市場に着いたら気の向くままに歩き回りましょう! すると見慣れないモノがいろいろ目に付くことかと思います。では解説していきましょう
ピンクの玉子!??
色づいた玉子を見て驚く方が多いのですが、ピンク色した玉子は、皮蛋(ピータン)です。タイ語では、 カイヨーマー ไข่เยี่ยวม้า 。一説によると、皮蛋を作る時に石灰や塩の中に卵を漬け込むのですが、赤い石灰を使用するとこのようなピンク色になるとの事。昨今では、着色している場合も多いそうですが、ピンク色の卵はピータン! と覚えておいて間違いありません。
そして、気を付けなければならないのはピンクの玉子の近くにある白い玉子です。これはタイ語で、カイケム ไข่เค็ม 塩玉子(アヒル)です。かなりしょっぱいので少しずつ食べるのですが癖になる美味しさがあります。
茶色い玉子がいわゆる普通の鶏卵です。また、横に並んでいる殻が少し青く見えるのはアヒルの玉子です。ややこしいですね笑
黄色いお菓子?がいっぱい
黄色いお菓子がたくさん並んでいます。これらは、玉子とお砂糖で作られたお菓子です。鶏卵素麺のような形状のものが「フォイトーン」。丸い形状のは「トーンヨード」。いずれもお祝いの席に欠かせないタイの伝統菓子です。どれもとても甘ーーーいです。
どーんと漬け物が!
その名は、パッカードーン ผักกาดดอง タイの漬け物です。高菜に似た葉野菜を塩漬けして乳酸発酵させたものです。
・・・どこかで見た気がしませんか?
はい、チェンマイ名物カオソーイに必ず添えられているのがこれです。
そのまま漬け物として食べたり、スープに入れたり炒め物にしたりといろんな料理に使用されています。
茶色い円盤上の何か、、、
そのままでどう使用するのか見当もつかない代物がこちら、トゥアナオ(タイの納豆)です。乾燥しているので日持ちがします。乾燥しているものの正式名称は トゥアナオケープ となります。
炙って香りを出してから、砕いて調味料として使用します。チェンマイ料理には欠かせない調味料です。チェンマイ料理についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
焼きナス発見?
焼いたナスやしし唐、唐辛子が並んでいます。
これはこのまま食べる用ではなくて、ナムプリックやタムというチェンマイ料理の素材として売られています。家庭で炭火焼きする手間を市場でやってくれている訳です。下の写真の11時と12時の位置にあるのがナムプリックになります。ディップの様なもので野菜や豚肉などにつけて食べます。
白い粒々のこれは一体?
これはあまり目立たないので、見かけた方から「これなぁに?」って聞かれることはまずないのですが。
話題に上がると皆さん、探したがるのになかなか見つけられない一品です。
カオマーク ข้าวหมาก と言います。タイの甘酒にあたるものなんですよ。お米を麹で発酵させて糖化していてタイではデザートとして頂きます。このまま放置するとアルコール化してどぶろくになります。
タイ在住の日本人の間では、カオマークに塩を混ぜて塩麹にするなど、活用度の高い食材です。
エコな天然素材・バナナリーフ
バナナ屋さんの脇で売られているバナナの葉っぱ。市場でこうして売られていて、お皿の代わりに、包装材として、お菓子や調理の型として、大活躍。
世間ではプラスチックやビニールの代用として改めて注目が集まっています。
と言っても、タイのローカル市場では、いまだ堂々現役なので今更「改めて注目」なんて言われてもチグハグな感覚も残りますが。
ローカル市場の風景
市場で気になるもの、いろいろあると思いますが、ここらで話をぶぃーんと早送りします。
タイ・チェンマイで「美味しい!」の見つけ方
市場の “ 美味しい ” を買って帰りましょう!
人が並んでいるお店はもちろん当たり、人気のお店ですよね。それ以外に見つける簡単な目印がこちら、「緑の丼マーク」です。
この緑の丼マークは、タイの王族の血を引く料理評論家の方が身分を隠して実際に食べ歩き「おいしい料理を提供する」と認めた料理(お店でなく)に授けられています。いわば、タイのミシュランガイドですね。
こんなローカルな市場の中に? はい、こんなところまで調査に来たんですね。タニン市場の中にも「緑の丼」マークを掲げている人気店があります。
タニン市場のサイウアのお店
緑の丼の称号を授かったチェンマイ名物サイウアの名店がここにあります。
サイウアは、豚とタイハーブのソーセージ。タイハーブの爽やかな香りが豚肉によく合ってとにかく美味しいソーセージです。もち米ともビールともとても合います。ここのサイウアは、食感も味のバランスも最高レベルです。
店頭では、表彰や取材を受けた様子を紹介しています。手前左は包まれたサイウア。
一般的にはグルグル渦巻きのサイウアが有名ですが、このお店のサイウアは一直線。 味は二種類、①ノーマル ②スパイシー となっています。すぐ食べるときはカットしてもらいます。お土産やお使い物の際は、紙で包装してもらうと心無しか上品に見えて嬉しくなります。
これまでに多くの人にこのサイウアを紹介してきましたが、皆さんお気に入りになっていました。ぜひ、チェンマイノートを読んでいる皆さんも一度お試しください。1本 -25b です。市場を歩きながらパクついてもOKですよ。
ローカル市場の楽しみ方
目が合ったら、「さわっでぃーちゃーお」と挨拶! もちろんお店の人のお仕事の邪魔はしない様に気を付ける必要がありますが、基本的に市場の人もみんな親切でやさしいです。ツーリストが地元の文化に興味があると知ると地元の方も喜んでくれます。
家庭料理であるチェンマイ料理は、レストランへ行くよりもローカル市場へ行く方がたくさん出会えます。ナムプリックの専門店・サイウアの専門店・ケープムーの専門店・ゲーンハレーの専門店など、たくさんのチェンマイ料理を求めて、ぜひローカル市場を訪れてみて下さい。
タニン市場の基本情報
タニン市場の場所はこちらです。
住 所 | 169 ถนน ราชภาคินัย ตำบล ช้างเผือก อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50200 |
営業時間 | 6:00 ~ 20:00 定休日なし |
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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