こんにちは、チェンマイノートです。
チェンマイのレストランで食事する時、テーブルの脇に小袋に入ったスナックが置いてあることがあります。たいてい5b-位で、チェンマイっ子は注文した料理が来るまでにポロポリ食べたり、出来てきた料理のトッピングにしたりしています。
実は〇〇を素揚げしたチェンマイ名産のスナックでタイ人はみんなこれが大好き! バンコクっ子がチェンマイに旅行に来た時に大量にお土産に買って帰る姿などをよく見掛けます。今日は、このスナックについて注目したいと思います。どうぞお付き合いくださいませ。
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注目のスナックの正体は
ケープムー
このお菓子みたいに見えるのは、豚の皮を素揚げしたもの。「ケープムー แคบหมู 」と言う名前です。
ケープムーの作り方
素揚げと言っても、ただ豚の皮を揚げるのではないんです。
①豚の皮を下茹でして②きれいに処理してから、③乾燥させて④カットし、⑤塩で調味(基本的に化学調味料不使用)、温度を変えて⑥⑦二度揚げすることでカリカリの軽い食感を出すのだそうです。なんとも手間のかかる作業ですね。
(※店によって若干の工程の違いがあります)
上の写真はタニン市場。市場では毎日その場でケープムーを揚げています。やっぱり出来立ては格別の美味しさ。みなさんも出来るなら、こうして調理して販売しているお店を探して買ってみましょう。
ケープムーの種類
ケープムーは大まかには以下の3つに分類されて、人によって好みが分かれます。 最近は超・細切りにしたものなど、作るお店の工夫でバリエーションが増えています。
- ケープムー・ライマン(แคบหฺมูไร้มัน) ↓ 脂身はなく皮だけのもの
- ケープムー・マンルアン(แคบหฺมูมันล้วน)↓ ほとんどが脂身だけのもの
- ケープムー・ティットマン(แคบหฺมูติดมัน) ↓ 皮に脂身がついているもの
私は、ジュワっと旨味が詰まってる “ 脂身を揚げたケープムー・マンルアン ” が好き
俺は皮だけのタイプ “ ケープムー・ライマン ”だな。サクッと軽いのがいい。もちろんビールと👍
おすすめのお店はある?
このお店はタニン市場(先ほどから「陳列台の写真」のお店)。私が数年来お気に入りのケープムーショップです。
カリカリタイプが美味しい。油っぽさも臭みもなく一緒に売られているナムプリックヌン(青唐辛子のディップ)と一緒に食べ始めると無限ループに。
カリカリタイプは一袋 -20b 位から売られています。
このお店のケープムーライマンほど軽い食感のものに出会ったことがないわ。コーンスナックより軽いかも。
こちらはチェンマイ門の朝市。皮と脂身の混合タイプが人気の有名店です。皮はサクッと脂身はジューシーに、職人の技が光ります。
揚げたてのケープムーが台に広げらると、常連客が我先に自分で袋に詰めていきます。好きな部位にこだわりがあってしっかり選んで買うと言った風です。チェンマイっ子のケープムーへの愛情を感じます。
朝の市場は活気に満ちていて、こちらまでパワーをもらいます。
ケープムーもサイウア(豚のハーブソーセージ:こちらもチェンマイ名物)も山積み! どんどん売れていきいますよ!!
チェンマイで❝ケープムーを買うなら❞のまとめ
- ケープムーを買ってすぐ食べるなら、市場の出来立てケープムーを。
- ケープムーをお土産に持って帰るなら、スーパーなどで売られている密閉状態の良いアルミパックのものをお勧めします。
豚の皮? と聞いて引いてしまって食べずに帰国するのはもったいないですよ!
コラーゲン・タンパク質を含むスナックです。低糖質ダイエッターの強い味方のおやつ。お子さんも大好きです。
チェンマイに来たなら、ぜひ本場の美味しいケープムーを試してみて下さい!
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