こんにちは、チェンマイノートです。
チェンマイ名物、タイのカレーラーメン「カオソーイ」はご存じでしょうか?
昨今では日本でもけっこう認知度が上がり、市民権をを得たチェンマイ料理「カオソーイ」ではありますが、それでも初めて聞く方もいらっしゃると思います。
(タイやチェンマイマニアの皆さんには「今さらなに?」って言われちゃいそうですけど…)
今日はそんなカオソーイについて少し解説しつつ、チェンマイのカオソーイ人気トップ5に常にランクインするカオソーイ食堂をご紹介します。
カオソーイの人気店はたくさんあれど、まずはおさえてほしい「カオソーイメーサイ」です。どうぞお付き合いくださいませ。
Contents
カオソーイとは、
そもそも、カオソーイはなぜにこんなにチェンマイに溢れているのか? カオソーイのもともとのルーツを辿るとミャンマーにあります。
タイのカオソーイは、
唐辛子とエビなどを効かせたココナッツミルク入りのカレースープに、卵麺・漬け物・エシャロット・ライム汁・肉が入ったもの。
カオソーイ(ラーオ語: ເຂົ້າສອຍ, タイ語: ข้าวซอย)は、チェンマイをはじめとするタイ北部と、ルアンパバーンをはじめとするラオス北部で広く食べられている麺料理である。初めミャンマーからラオス北部に伝わり、その後ラオス北部からタイ北部に広がった。
カオソーイには二つのタイプがあり、ラオスではスープに幅広のライスヌードルを入れ、トゥアナオ (ถั่วเน่า) と呼ばれる大豆から作られる”タイの納豆”と言われる大豆の発酵食と豚挽肉、唐辛子、ニンニク、トマト、エシャロットを混ぜ合わせて炒めたものと、ケップムー (แคบหมู) と呼ばれる揚げた豚皮、豆苗、ワケギのみじん切り、コリアンダーのみじん切りをトッピングする。ラオス風のカオソーイはタイのチェンマイではカオソーイ・メーサーイ、チエンラーイではカオソーイ・ナームナー(ข้าวซอยน้ำหน้า)またはクイティアオ・ナームナーと呼ばれる。
タイ風のカオソーイは、ココナッツミルクを加えたカレースープに揚げた卵麺を入れ、ナムプリックパオ (น้ำพริกเผา) と呼ばれる唐辛子と干しエビなどのペーストと、酢漬けのキャベツ、エシャロット、ライム汁、肉がトッピングされる。カレーソースはゲーン・マッサマンに似ていてそれよりも薄いが、マッサマンを使用するレシピもある。
話がややこしくなるから、ご紹介するお店の名前が「カオソーイ・メーサイ」という事には今日は目をつぶります。。。
チェンマイのカオソーイ事情
チェンマイにカオソーイの専門店は数多くあります。が普通の食堂にもメニューにカオソーイはありますよ。
日本のラーメンと似たような位置づけかなぁと思います。ラーメンも専門店や愛好家がいて盛り上がっている一方、普通の食堂や道の駅などのメニューにも入っていますよね。そんなイメージです。
カオソーイメーサイへレッツゴー
それではさっそく、人気店「カオソーイメーサイ」へ。
場所はサンティタムエリアです。チェンマイ料理で人気のレストラン「フアンモンジャイ」のすぐ近くにありますよ。
カオソーイメーサイの地図
旧市街からそんなに離れていないので、徒歩でも可能な距離です。バイクや自転車を駐車するのには困りませんが、車を駐車するには一苦労しますのでお気を付けください。
カオソーイメーサイの雰囲気
店に入るとこんな感じです。よくあるタイの食堂。開放的で清潔感があるのでツーリストも比較的入りやすいお店だと思います。
写真の右に見える青い箱の辺りに、無料の氷や飲料水・コップが置かれているのでセルフサービスでご利用ください。衛生面が気になる方はボトル入りのドリンクウォーターを頼んでくださいね。
てきぱきと働くスタッフの皆さん。お陰で混んでいても、すぐに料理を用意してもらえます。有難い♡
中途半端な時間に訪ねても、常にお客さんがいます(ローカルからツーリストまで様々)。ハイシーズンのランチタイムは避けた方がいいと思いますよ。
カオソーイメーサイのメニュー
では、注文してみましょう。
カオソーイ(豚・牛・鶏) | 45-50b |
クイッティアオ・ヌア(牛) | 40b |
クイッティアオ・ムー(豚) | 40b |
クイッティアオ・ナムニャオ/ナムギョウ(豚) | 40b |
カノムチン・ナムニャオ/ナムギョウ(豚) | 30b |
※クイッティアオ(スープ米麺)は、麺の太さが選べます。
センミ―(細麺)、センレック(中細麺)、センヤーイ(太平面)
※チェンマイ名物のナムニャオ/ナムギョウについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
ローカル食堂と言え、店員さんは旅びとに慣れているので、「カオソーイ・チキン」とか「ポーク」「ビーフ」と言えば通じますよ。安心してね。
カオソーイメーサイで実食
この日は、カオソーイガイ(鶏)とカオソーイヌア(牛)を注文しました。
まずは、そのままスープを一口味わってみましょうか。
それから、付け合わせの漬け物(パッカドーン)、エシャロット、タイライムを絞って混ぜます。辛いのが好きな方は唐辛子オイルも入れましょう。タイ人はこれに砂糖を入れますが(味がまろやかになるとか、辛みが抑えられると言います)、入れても入れなくてもお好みでどうぞ。
と、私が薬味を調整して写真を撮ろうとしている間に、待てずに食べ始めた人が!(笑)
薬味入れて、全体わさっと混ぜたら、食べちゃいなYO
カオソーイは茹で麺と揚げ麺の二種類が入っています。揚げ麺のパリパリを楽しむもよし。スープを吸わせてしっとりさせてから食べるもよし、です!
鶏はもも肉チューリップが一本入っています。柔らかく煮込まれているので、ほぐして骨をよけてからスープや麺と一緒に食べると一体となって美味しいです。
牛は、少し筋のある部位を柔らかくなるまで煮込んでいます。
カオソーイメーサイのスープは、辛さとクリーミィのバランスが良くて、誰もが納得の美味しさです。そして、スープの味にぶれがないんです。チェンマイの飲食店って日によって味が変わっちゃうことが多いのですが、ここはそれがなくてこの点も評価が高いポイントだと思います。
何はともあれ、カオソーイを語るなら「カオソーイメーサイ」を食べてから、という感じです。
カオソーイメーサイのまとめ
チェンマイでカオソーイ専門店に行くなら、カオソーイメーサイかカオソーイサムーチャイをおすすめしています。
初めてのチェンマイ旅行のモデルコースではサムーチャイをおすすめしています。なぜなら、カオソーイ以外のチェンマイ料理も揃っているからです。
カオソーイに一麺入魂の方には、まずはカオソーイメーサイをお勧めします。いつかは全部制覇してもらいたいと思っていますが♡ 今度カオソーイ店のリスト作りますね!
カオソーイメーサイの基本情報
住 所 | 29/1 ซอย ราชพฤกษ์ ตำบลช้างเผือก อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่ 50300 |
営業時間 | 8:00 ~ 16:00 日曜定休 |
サイト | 公式フェイスブック 非公式だけど人気のフェイスブック |
#チェンマイ料理
※タイ語の住所はグーグルマップからのコピーしています。もともとが誤っていたり、この住所だけでたどり着けない場合もありますので事前にご自身でよく確認してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
チェンマイで美味しいもの、いっぱい食べてくださいね ٩( ‘ω’ )و