こんにちは。チェンマイノートです。
チェンマイの北部ではコーヒー豆の栽培が盛んですが、茶葉の産地でもあるのはご存じですか?
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チェンマイのお茶の話
まず有名なのは、北タイのドイ・メ―サロン地区の烏龍茶、中国茶です。
メ―サロンは天空の「 古き良き台湾の村 」とも呼ばれています。実は大戦後、中国大陸を逃れて南下した国民党軍がこの辺りに移住し、のちに正式にタイの国籍を得て暮らしている村なのです。そこら中に漢字表記の看板が出ていてお店や旅館の入り口には赤い提灯が灯され、とても良い雰囲気。まるで台湾に来たかのようです。
茶葉の栽培が盛んで台湾で流通する何割かのお茶はメーサロン産と言われています。
私も大好きなメ―サロンについては、いつか改めてご紹介しますね。
そして、もう一つの茶葉ストーリー、こちらはミャンマーのお茶です。
タイの隣国ミャンマーでは、昔から発酵茶葉(ミヤン)を日常的に食べる習慣があります。
茶葉(ラペソー)のサラダは「ラペットゥ」と呼ばれ、酸味のある茶葉とナッツや干し海老等をキャベツなどの野菜と和えた料理です。
国境近辺の山岳民族が多く住むチェンマイでも、このラペットゥはじめミャンマー料理が食べられるレストランが何軒もあります。こちらも、いつかご紹介しますね。特に茶葉サラダは日本人も大好きな味わいです。
モンスーンティではこの山岳民族の茶葉に注目。
―モンスーンティの誕生― タイ北部原産の野生で自生している茶葉をメインにオリジナルのティーショップを チェンマイにて 2013年に開業しました。
モンスーンティの特徴
モンスーンティの風味は、茶葉の自然の生息地で多様な在来の植物やハーブと調和して成長することから生まれています。また、植物の共存による「SUSTAINABLE」持続可能な農業を実践しています。
またモンスーンティの料理は、野生の茶の風味とタイのお茶農家に伝わる伝統的な料理からインスパイアされているそうです。
伝統的なタイ北部のランナー料理と茶葉を組み合わせたオリジナルのレシピは間違いなくここでしか味わえません!
実食!チェンマイの茶葉料理
この日、私たちが頂いたメニュー(写真左から順に)
- 発酵茶葉のナムプリック(ナムプリック=豚とトマトのディップ/代表的なチェンマイ料理、右端に少しだけ見えるのはケープムー/豚皮のカリカリ揚げ)
- ラフ族のフレッシュ茶葉のサラダ
- 発酵茶葉のペーストをまとったチキンのフライ
- タイの赤米
どれも感動的に美味しかったですねーーー!
心の底から、皆さんにおすすめします!!! ぜひ食べてみてください。
特にチキンのフライは、チキンに茶葉のペーストを塗ってから衣をつけて揚げてあって、フライなのに茶葉であっさりと美味しく頂きました。ボリュームも満点です。
モンスーンティータイム
食事の後に二種類のお茶をホットで頂きました。
お茶は種類が多くて、悩んで迷ってなかなか決められません!(笑)
友人と二人で、延々と悩んで決めたのはチョコのフレーバーの珍しいブレンドのお茶と、オレンジとバニラの香りの発酵茶です。
茶菓子にクッキーが付いてきます。
ここからは、女子2名のチャットタイム。
美味しくてカラダに良いごはんと香りの良いお茶は、しばらく続きました。
お土産用のモンスーンティ
ご自宅・お土産用の茶葉は、大小さまざまなサイズで用意されています。
また、ニマンヘミンのワンニマンにはモンスーンティのショップがあるので、そちらでも購入可能です(食事メニューはありません)
また、近年健康に関心の高い方に人気のコンブチャ(茶葉を糖分と一緒に発酵させた天然発砲飲料)もありますよ。
皆さんも親しい方と一緒にチェンマイらしい幸せなティータイムをお過ごしください。
お店情報 The Monsoon Tea House
住 所 | 328/3 Thanon Charoenrajd – Thanon Rattanakosin, Tambon Chang Moi, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50000 |
営業時間 | 10:00~20:30 日曜定休 |
サイト | ホームページ |