チェンマイ愛の結晶【チェンマイクラフトビール】全3種類を飲み比べてほろ酔いで解説します|Chiang mai Beer

こんにちは、チェンマイノートです。
チェンマイ愛の結晶【チェンマイクラフトビール】全3種類を飲み比べて徹底解説します|CHIANG MAI BEER

世界中で、クラフトビールが大人気ですね。その土地の作り手による土地のエッセンスを詰め込んだクラフトビールはぜひ試しておきたい。訪れた地の食事&ビールを楽しんで、その土地の欠片を身体の中にまで取り込んで、旅のパーツを完成させちゃいましょう。

さて、ここチェンマイでもクラフトビールの人気がぐんぐん上昇しています。クラフトビールのバーも数も年々増加していて、ざっと思い浮かぶだけでも10軒くらいはありそうです。

本日は、チェンマイを代表するクラフトビール醸造者「Chiang mai Beer」のビールについてレポートしようと思います。どうぞお付き合いくださいませ。

ビールのストーリーを知ってから飲むと、より一段と味わえるかも♡? レストラン等で見かけた時に注文しやすくなりますね。

ボトル入りのクラフトビールだから、ホテルでリラックスして部屋のみするのも良いし、究極、お土産で日本へ持ち帰ることも出来ます٩( ‘ω’ )و

クラフトビール「Chiang mai Beer」

タイの青年がクラフトビールに恋して作った『チェンマイビール』の公式ホームページ( https://www.beerchiangmai.com )を読んだら、すてきなストーリーが盛りだくさんだったので抜粋してご紹介します。

Chiang mai Beer の歴史

事のはじまりは2010年。タイの青年がコロラド州に留学している時に、 Great American Beer Festival  でクラフトビールの美味しさに開眼したのがきっかけでした。奥深いビールの世界を知るとともに、ビールは誰でも醸造することができると気づいた彼らはそれから、ビール作りの研究に励みます。

故郷であるチェンマイのビールを作ること、そしてそのブランドに「チェンマイビール」と名付ける事を決意して、ビール醸造と酒類販売のライセンス取得を実現するに至りました。こうして、2015年にチェンマイビールがチェンマイに誕生しました。

Chiang mai Beer の種類

2019年11月現在、チェンマイビールは3種類です。いずれも、チェンマイにゆかりのある名前が付けられていて、チェンマイLOVER はキュンキュンしちゃうはず!

  • 第1号「Red Truck Red Ale」 レッドトラック/レッドエール
  • 第2号「Blossom Weizen」 ブロッサム/ヴァイツェン
  • 第3号「Ping River Pilsner」 ピンリバー/ピルスナー

チェンマイ市内のリンピンスーパーで1本約100B(350円位)で買うことが出来ます。

▶チェンマイのリンピンスーパーについての詳しい記事はこちらから

Red Truck Red Aleの特徴

レッドトラック・レッドエールは、チェンマイビールの第1作目のビールです。
当初は、クラフトビールらしいIPA( インディアペールエール )の赤みを帯びた色とチェンマイの城壁のレンガ色、ソンテウの赤い車体カラーからインスピレーションを受けて作ったホップの強烈な香りと苦味が効いたビールだったのだそう。

ところが、2015年当時のチェンマイではクラフトビールはまだ市民に浸透しておらずこの苦みはあまり受け入れられなかったため、IPAをレッドエールに変えてビールの苦みを減らしたのだそうです。これが功を奏してこのビールの評価は上がり、世界的なビールの賞を受賞するまでになりました。

Red Truck Red Aleを飲んだ感想

クラフトビールらしいホップ香のエッジを残しつつ、人々に愛されるまろやかさのバランスをとった名ビール。しかもフルーティ♪ これぞチェンマイっ子の気質を表しているのかな。エッジとバランスw

 レッドエールのラベル絵 

チェンマイの旧市街のレンガとソンテウの赤い車体を琥珀色の赤いビールとイメージを重ねました。

レッドエールも良いけれど、初期のIPAが気になる今日この頃。いつかバージョンアップして販売してほしいです。

Blossom Weizenの特徴

続いて、 ヴァイツェン について。1作目がレッドで、ホップの特徴を生かしたビールだったので2作目は対照的に麦芽と酵母のフローラルな香りを重視したビールを目指して作ったのだそうです。

レッドトラックレッドエールはホップとキャラメルモルトの大胆な特徴を表していますが、ブロッサムヴァイツェンは、麦芽と特別な酵母菌株からのフローラルアロマのが際立つ仕上がりです。このフローラルな香りを表現して商品名に「ブロッサム(花)」と付け足したそうです。

Blossom Weizenを飲んだ感想

ビールの色が少し白濁してて酵母系のビールらしさがあります。飲み味は、発酵を感じる酸味プラス柔らかい口当たり。女子受けしそうな味と思いました。

 ブロッサム・ヴァイツェンのラベル絵 

当初は大麦・小麦を作っているサムーンの畑、改定版からはチェンマイの蘭の花(フローラルなアロマ)とチェンダオの星山。

Ping River Pilsnerの特徴

ピルスナーがチェンマイビールの第3弾。シンプルに飲みやすい“切&のどごし”のあるビールを目指して生まれたビールです。

チェンマイを縦断するピン川は昔、「スコーピオンテールボート」が活躍していました。伝統的なこの船は 長い旅で商品を輸送するのに慣れてたのです。

伝統的と言う意味で、このピルスナーは100%大麦麦芽とノーブルホップを使用して滑らかで口当たりが良く仕上げた伝統的なスタイルのビールです。甘さと苦みのバランスが取れたミディアムティストな味わいになっています。

Ping River Pilsnerを飲んだ感想

あぁーなるほどね、と思いましたよ。ここまでの二種がそれぞれ個性が強いのに対し、ピンリバー・ピルスナーはそれを隠している感じ。「能ある鷹は爪隠す」とはまさにこれ。キレを立てて、すべての角を取ったバランス系ビールとでも言いましょうか。

 ピン川・ピルスナーのラベル絵 

スコーピオンテールボート、ピン川の鉄橋「アイアンブリッジ」

Chiang mai Beer を全種飲み比べるなら

せっかくなら、ぜひ3種を飲み比べてほしいと強く思います。

これまでに何度も飲んでいる『チェンマイクラフトビール』ですが、こうして飲み比べたのは初めて。

飲み比べてこそわかるそれぞれの個性がとっても面白いです。

飲み比べなら、最初に口に入れる順番は、これ!
写真右の「ピルスナー」→「 ヴァイツェン 」→「レッドエール」の順をおススメします。

飲み比べて初めて分かる3つのビールで奏でるハーモニーを知ってもらいたいなと思いました!
お友達とシェアして、ちょっとずついろいろ飲んでみよう♪

Chiang mai Beerが飲める・買えるお店

チェンマイビールは、チェンマイ市内のリンピンスーパー各店で購入可能です。

▶チェンマイのリンピンスーパーについての詳しい記事はこちらから

また、市内のほとんどのクラフトビールバーにて取り扱いがあります。こちらに、🔗チェンマイビールの取り扱い店のリストがありますので参考にどうぞ。

Chiang mai Beerのまとめ

クラフトビールに詰め込まれた『チェンマイ愛』!
ぜひ飲んでみて下さーーーい٩( ‘ω’ )و

チェンマイビールの誕生秘話とそれぞれのビールに込められた想いを知ることで、ビールがいっそう美味しい!!!(という理由を付けてもっと飲もうと思います♡)

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2件のコメント

  1. チェンマイビールはこれからも種類が増えていくのでしょうか。
    小学校4年生の夏休みに地方の知り合いの家に一週間滞在しましたが、毎晩夕食の際にはビール(確かサッポロビール)の大瓶を1本つけてくれました(笑)。ウィスキーもその時ストレートで初挑戦しました。私の家系は一切アルコールを飲まなかたので、以後中3まで夏休みが楽しみになりました。

    1. チェンマイビールの今後に注目ですね! クラフトビールバーはどんどん増えて賑わっていますもんね 

      小学校4年生からビール大瓶+ウィスキーとは・・・しかもずっとそれを楽しみにしていた小学生が現在どう成長したのか大変気になるところですwww

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