決定版《ロイクラトン・コムローイ・イーペン》についてチェンマイ在住の私が解説します

ェンマイが一年で一番にぎわう時、ロイクラトンの季節が近づいてきました。

By TakeawayOwn work, CC BY-SA 3.0, Link

ィズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモデルになってから、人生で一度は見るべき絶景として、有名になりましたよね。夜空にふわふわと浮遊する無数の灯篭は、他に類を見ない幻想的な光景です。

陰暦12月の満月辺りに行われる事となっており、開催日は毎年変わります。

photo credit: shin–k Yee Peng via photopin (license)


ロイクラトンの基礎知識

 

ロイクラトン、コムローイ、イーペン祭り。どう違うの??

んなロイクラトンですが、コムローイ祭り、イーペンフェスティバルなど、たくさんの名前があってどれが何を意味するのか、混乱してしまいます。

まずは、これらのお祭りの呼び名について、確認してみましょう。

ロイクラトンってなぁに?

 

川の恵みに感謝をし、水の精霊にお祈りを捧げる行事です。タイ全土で行われます。

 

※日本で言う所の 盆と正月が二大祭りに当たります。

「お正月」=ソンクラン (4月の水掛け祭り)
「お盆」=ロイクラトン (11月の灯篭祭り)

、、、みたいな位置付けだと思ってください。

 

ロイクラトンは、Loy Krathong (ลอยกระทง)と表記され、

   ♦ ロイ=流す   ♦クラトン=バナナで出来たカゴ    を意味します。

農業の収穫に感謝し、水の女神に祈りを捧げて、自らを清めるべくクラトンを川に流すお祭りです。

バナナの幹や葉で作られたクラトンは、ロウソク・線香・花などで美しく飾られており、この時期、道端やスーパーマーケットなどで購入することができます。

近年では、川で魚のエサになりやすい様、パンで作られたクラトンなどもありますよ。いろいろな種類のクラトンを眺めて廻るのも楽しいですし、ナワラット橋近くの広場でクラトン作り体験なども例年行われていますので参加してみるのも良いでしょう。自分で作ったクラトンを流すのはとても素敵な思い出になりますね。

2018年:無料のクラトン作りイベント情報。例年、こう言った無料体験会があります。 https://web.facebook.com/events/499162483918292/

コムロイ(コムローイ、コムファイ)ってなぁに?

中に火を灯して飛ばす紙灯篭のこと

コムロイ(コムローイ:khom loi/โคมลอย)(≒コムファイ ほぼ同じ意味)は、タイ語で灯篭、風船、灯、ランプなどを意味します。皆さんがタイのこの有名なお祭りをイメージするこれ、そのものがコムロー¥イです。

コムローイ上げは、タンブン:ทำบุญ 徳を積む目的で行われています。

photo credit: greggman PB033263_b via photopin (license) 


は、コムロイに火をつけてから、温かい空気が中に溜まって浮かび出すまでの時間が大好きです。大切な人と灯篭を手にして、皆、神妙かつ幸福に満ちた顔をしていて、それだけでそこら中の空間の気が浄化して昇華していくような感じがするからです。


photo by John Shedrick

コムロイは、薄い紙や布で出来ているので、マジックで名前やお祈りを書く観光客も目につきます。混雑した会場でコムロイの盗難などもあるそうですので、名前を書くのもありと思いますが、少し情緒が欠ける気がしないでもない、、、です。私個人的にコムロイには忘れたいこと、成仏させたいことを書くと言う意見も聞きますので、お好みでどうぞお楽しみください。

イーペン(ランナー/サンサイ)ってなぁに?

天空の神様に感謝の気持ちを捧げるため、また自らの苦難も空に舞い上がりますようにと願いを込め、夜空にコームロイ(紙灯篭)を放つ行事 のこと

ランナーとは、マンラーイ王によって1292に成立したとされるタイのランナー王朝(タイ語อาณาจักรล้านนา)、もしくはその王朝の領土であったランナー地域を指す。(ウィキペディア)

ちなみに、サンサイは開催場所の地区名です。

By John ShedrickFlickr: Loi_Krathong, CC BY 2.0, Link   

用語についての説明は以上です。

そんなこんなのロイクラトンですが、私がチェンマイに降り立った10年前と近年の状況は著しく変わって来ているんです。

一般的なお祭りってどんなの? だれでも参加できる?

ロイクラトンは、タイ全土で行われるお祭りですので、だれでも参加することができます。

チェンマイですと、ターペー門や、三人の王様、ナラワット橋辺りピン川沿いが、コムローイを上げる人やクラトンを流す人たち(ローカルもツーリストも)で賑わっていておすすめです。

お祭りの期間中は、クラトンもコムローイも、あちらこちらで売られているので入手も簡単。手軽にロイクラトンを楽しむことができます。

By Per Meistrup, CC BY-SA 4.0, Link 

いやいや、そうでなくて「塔の上のラプンツェル」のモデルとなったお祭りの様子が見たいんです。

…というあなたはチケットを購入して有料のイベントに参加することになりますよ。

荘厳なコムローイのイベントは、チケットを購入


「塔の上のラプンツェル」のモデルとなったお祭りは、イーペンランナーインターナショナル です。

Yee Peng Lanna International 2018 Chiang Mai 

実はもともとこのイベントは、仏教儀式の一つでした。

正式には「ランナー・ガティン・セレモニー(ランナー黄衣奉納の儀式)」と呼ばれ、安居期間に修行に励み、仏陀の教えを通して智恵を積んだ僧侶にパー・ガティン(黄衣)を献上する仏教儀式です。入安居の最終日から1ヶ月以内に開催される習わしとなっています。 最後は、参列者全員がランタンに火を灯し、一斉に空に放ちます。何万というコームローイが夜空を埋め尽くす様子は幻想的で、参列者に素晴らしい恵みを与え…..
 タイ政府観光庁HPより

儀式の最後に参加者全員で何万と言うコムローイをあげる様子があまりにも美しく、その部分のみがクローズアップされていったと言われています。

そして年々、参加者が増え参加者の安全と会場の混乱を避けるため、2014年から

  1. イーペン サンサイ無料:タイ国籍保有者のみ参加可能)」
  2. イーペン インターナショナル有料:タイ国籍を保有しない人が参加」

の二つの催事に分割されたという経緯を持ちます。

イーペンサンサイは2018年現在、開催されていません。


こから、チェンマイロイクラトンの新しい時代が始まりました。

2014年から有料イベントとしてのイーペンインターナショナルが始まり、2016年にドイサケット、次いでランプーン、2017年にメーリム会場、2018年から伝承祭りの開催が始まっています。

また時期を同じくして、空に飛ばす灯篭の飛行機への影響が問題視され、これまでロイクラトンの三日間、どこでも誰でも自由にコムローイを上げていたのですが、上げられる時間が規制されるようになりました。
昨年20117年は、会期中2日間の夜8時から深夜0時までがコムローイを上げてよい時間。それ以外は、取り締まり対象となっています。今年2018年のコムローイの規制時間についてはまだ発表されていません。(10月3日現在)

さらに、灯篭は燃え尽きて地面に落ちてきます。それらのゴミ収集問題についても徐々に注目されて来ています。一部の会場では、飲食に使用する食器や、コムロイ・クラトンへの素材(自然に帰るものを使用しているかどうか)を推奨し、ごみ拾いなども積極的に行っています。

地元の方は、どんなロイクラトンを過ごしているの?

祭りの期間中、一般家庭においても、紙の灯篭を新調したり家の周りにキャンドルを置くなど装飾します。
夕方、下町風情の小径に入ってみることをおすすめします。薄暮の元、キャンドルが灯されて、豪華ではないですがとても美しい光景で私は大好きです。また旧市街のお堀にも夕方、町の有志によってキャンドルが並べられます。とってもきれいですよ。

ホテルやレストランも、キャンドルや装飾用の灯篭などで装飾していて、町全体がお祭りでウキウキしている感じになります。

その他、家の周りで厳かにコムロイを上げたり、家族や恋人と近くの川へ出かけてクラトンを流したりしています。

photo credit: Magalie L’Abbé via photopin (license) 

市内のターペー門を中心に、象やさまざまな形をしたランタンが門前の広場やお堀をはじめ、街じゅうを華やかに彩ります。北部の習慣では、家の周辺や街の至る所をランタンで飾り付けする習慣があることから、期間中はチェンマイ市街が北部ならではの美しいお祭りの雰囲気に包まれるところも見どころのひとつです。

■2018年のプログラム
11月21-22日 19:00-23:00 イーペン美男美女コンテスト @ターペー門周辺
11月22日 19:00,22:00 灯篭流し @ピン川、チェンマイ県庁前
11月23日 19:00-23:00 巨大クラトン山車のパレード @ターペー門からチェンマイ県庁前

※日程及びプログラム内容は、現地の事情により変更になる場合があります。
※最新の情報は、チェンマイ市またはタイ国政府観光庁 チェンマイ事務所にご確認ください。
詳しいタイムテーブルはこちらからご覧ください。

■チェンマイ市庁舎(タイ語/英語)
Tel: 053-252-557、053-233-178

■タイ国政府観光庁(TAT) チェンマイ・オフィス(英語/タイ語)
住所: 105/1 Chiang Mai-Lamphun Road, T.Wat Gate, A.Muang, Chiang Mai 50000
Tel: 053-248-604~5
Website:https://www.thailandtravel.or.jp/ag/chiangmai/event/

タイ国政府観光庁より

期間中、街中で流れるロイクラトンソング

タイには、ロイクラトンの歌があってお祭りが近づくと、デパートやスーパーなどあちらこちらからこの曲が聞こえてきます。「ローイローイローーーイ♪」というフレーズが耳に残る曲で、タイ人にとても馴染みのある曲です。
この動画には、英語になりますが歌の意味が書かれているので、より一層ロイクラトンへの理解も深まるかと思います。ロイクラトン気分を上げる最高のスパイスですのでぜひ一聴してみてください。

在住の私の所に、日本から友人が来たら連れていく場所

ロイクラトンの時期は、日本からチェンマイへ訪れる私の友人も多くなります。ほとんどのイベント会場のプランは送迎込みなので、友人のみで参加してもらい私は行かない事が多いですね。そして、イベント以外の日に私が友人を誘って一緒に出掛けるのは、ピン川沿いのチェンマイ料理レストランです。

こう言ったレストランは、ロイクラトンの装飾も素晴らしいですし、川岸に足組や階段を設置していて、川まで降りてクラトンを流すことができます(クラトンも近所で売っています)

注意)地元タイ人にも人気のレストランなので混雑が予想されます。事前に必ず予約をしましょう。席数だけでなく、出来るならリバーサイドのテーブルを指定すると良いです。

ただ、どちらも車がないと行けない距離なのと、期間中は市内の交通機関が足りない状況になっているのでツーリストには行きにくいかもしれないです…

雰囲気たっぷり フアンスンタリー

建物も調度品もアンティーク感溢れるティストで古き良きタイの文化を感じることができる、私が好きなレストランのひとつです。

北タイ料理のセット「オードブル・ムアン」や、どうやって作ったのかが不思議な魚の料理「プラーチョーンライガー」がおすすめです。スンタリーさんのタイ―フォークソングのライブも一見の価値あり。

タイ語でしか情報が見つけられなかったのですが、これです
私も何度も食べているのですが写真を見つけられず、、、すみません。

◇フアンスンタリーの予約はコチラから

上品なガーデンレストラン ターナム

ターナムもまた、私が日本から来る友人を連れていくレストランのひとつです。
リバーサイドのエリアは広く、開放的で、ナワラット橋近辺の昇っていくコムロイを眺めながら、ゆったりと食事が楽しめます。

ここでの私のお気に入りメニューは、ココナッツの殻の中で、魚介やココナツミルクをカレー風味で蒸した一品「ホーモックタレー」です。ぜひぜひお試しください。


リバーサイドのデザインカフェ

こちらは今年で来たばかりのカフェ。リバーサイドを格好よくデザインしているので、夕暮れまでの時間をここで過ごすのも良いかもしれません♡

結論・ツーリストにおすすめのロイクラトンの過ごし方

さて、ロイクラトンについて、いろんな側面からお話してきましたが、

結局、どうするのが一番いいの?

今回、改めて各イベント会場の内容やチケット状況を調べ直しておりましたが、特にイーペンインターナショナルのチケットはちょっと不安が残るという感想を持っています。開催されなかった場合の返金や、エージェントの信頼度。。。それから、ランプ―ン会場はJTB主催とあって、日本人が沢山いそうな気がします。メーリム会場は今年から、普段は乗馬のできるカフェが会場となっており、どこまで幻想的な雰囲気を作りこむのか未知数。

私なりの個人的な見解を申しますと、、、
ジャーン!ドイサケット会場 が良いかなぁと思います。予定コムロイ数、今年一番の3200個も魅力です。
大自然のもと開催されるイベント内容に加え、地域と一体となってイベントやクリーニングを行っている様子や、自然にやさしいコムロイ等の素材の使用など、それだけでも注目ですが、

はもう一つ、おすすめの理由が。今年から旧市街の人気カフェ・アムリタガーデンが、ドイサケット会場のチケット販売を開始されました。日本から/タイから/世界中どこからでも、チケット購入が可能になったのです。日本人とのやり取りになるから安心ですよね。アムリタガーデンのチケット案内はコチラ

まとめ

ロイクラトン初日は、ドイサケット会場へ。そして次の日は、ナワラット橋近辺のピン川でローカルに混ざってお祭りを楽しみましょう。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
皆さんすべてが、素晴らしきロイクラトンを迎えられます様に。
チェンマイノート一同、心より祈っております。ハッピーロイクラトン♪

11件のコメント

  1. ピンバック: Chiang mai
  2. こんにちは。今年イーペン祭りに参加するものです。
    初参加となり、分からないことだらけでしたので大変参考になりました。なんとなく旅のイメージもついてきて益々楽しみになりました!
    情報ありがとうございます(^^)
    そして、ご紹介されていたフアンスンタリーに23日に行こうと思うのですが、ホームページが見つからず、予約の方法がわかりません。どのように予約すればいいのでしょうか??

      1. 早々にありがとうございます!(^^)
        おすすめ情報の更新楽しみにしています(^^)

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