こんにちは、チェンマイノートです。
寺社で、神様や仏様に感謝を捧げたりお祈りをすると、清々しい気分に感じたことはありませんか?
最近、日本では寺社巡りがブームになっていて、たくさんの方が御朱印を求めるなど寺社詣でされていますね。
そんな寺社巡りが好きな方もそうでない方もチェンマイへ行ったら、チェンマイのお寺へお参りしてみましょう!
本日は、チェンマイのお寺についてレポートしたいと思います。どうぞお付き合いくださいませ。
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タイのお寺に参拝する
参拝して徳を積む
タイにおいて参拝することは、徳を積むこと、善い行いをすることに繋がります。徳を積むことはタンブンと呼ばれます。具体的に言うと以下の様な行いがタンブンになります。
- お寺に寄付をする
- 僧侶に托鉢する
- 出家する
- 小鳥や魚を逃がしてあげる
- 五戒を守る(殺生をしない、盗まない、犯さない、嘘を付かない、酒を飲まない)
これらの善行を積み重ね、良い事が起きるように祈るのです。
参拝の際に、お賽銭やおみくじすることもお寺への寄進に繋がります。
他にも、お寺の瓦屋根のオーナーになったり(1枚100B;約350円程度)いろんな形でお寺へ寄付することが出来ますよ。
徳を積むと言うと難しく感じるかもしれませんが、幸運のポイントを貯める行いと考えるともう少し身近に感じられるのではないでしょうか?
逆に言うと、悪い事が起きる時はタンブンが足りないからだ、という考え方をするタイ人が多く、良い事を祈ってタンブンをしたり、悪い事が起きた時にそれを解消するようにタンブンしたりしています。
▷サクッとお寺めぐりできちゃうツアー情報はこちらチェンマイのお寺へ行こう
さて本日のメイン、チェンマイの主要なお寺のご紹介です。
タイ語でお寺は「ワット」と言います。
チェンマイの街は北を縁起の良い方角として、ひとのからだに見立て 、頭やおへその位置にお寺を建ててるのだそうです。ひとの長寿を願うようにチェンマイの街の長寿を祈る儀式が毎年、行われています。
- ワット・プラシン(第1級)
- ワット・プラタートドーイステープ(第2級)
- ワット・チェーディールワン(第3級)
- ワット・スワンドーク(第3級)
- ワット・プラタートシーチョームトーン(第3級)
- ワット・パーダーラーピロム(第3級)
- ワット・タートーン(第3級)
タイ王室のメンバーが建立したり、王室に寄進するために建てられた寺院は、王室仏教寺院として認定され、その縁の深さなどから格付けがされます。
チェンマイで一番、格が高いお寺は旧市街にある『ワット・プラシン』、次いで山の上にあるお寺『ワット・プラタートドーイステープ』となります。
王室と寺院の関係性で格付けされるとは、王室国家のタイらしいお話ですね。
ワット・プラシン
チェンマイでもっとも格式の高いお寺です。チェンマイが遷都されて100年くらい経ってから建てられています。
ランナー王朝5代目パーユー王が、亡くなった父親のカムフー王のために建立しました。
チェンマイでは一番格の高い第一級王室寺院となっています。
当初のお寺の名前は「ワット・ リーチェンプラ 」でしたが、チェンマイの守護仏のひとつであるプラシン仏像( シヒン仏 :獅子) が安置されるようになってから「ワット・プラシン」と呼ばれています。
大本堂は正面入ってすぐにある記念像の後ろにあります。
金色の大仏塔とやシヒン仏像のあるお堂の壁画が見どころのひとつとなっています。
ワット・チェンマン
ランナー王朝の誕生の際に、建立されたお寺になります。
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チェンマイの旧市街にある由緒ある古刹の1つで、ランナー王朝の中心としてチェンマイの街が出来る時に、当時の指導者マンラーイ王が居住したことで知られています。堅牢な城壁という意味のワット・チェンマンには、特別に神聖視されている仏像があってご利益があると言われていますよ。
象に支えられているようなデザインの仏塔は美しく人気です。古い様式で一見の価値がありますよ。
チェンマイの歴史に大きなかかわりを持つ重要なお寺「ワット・チェンマン」です。
これについて書かれている文献をまだ見つけられていないんだけど、チェンマイを遷都するときに建立されている点と旧市街の位置関係から、ワット・チェンマンがチェンマイの”頭”の位置にあたるお寺なのかな~と思っています。
ワット・ウモン(ウモーン)
瞑想の修行を深めるために建てられたお寺で、現在も世界中から修行者が集まっています。
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ランナー王朝初代マンラーイ王の時代に建てられた由緒あるお寺です。もともとは竹藪のお寺と呼ばれていたそうですが、瞑想を愛好する僧侶のためにトンネル状の洞窟(ウモーン)が作られ、お寺の名称が「ワット・ウモーン」と変わりました。
ランナー王朝11代ムアンケーオ王の時代に仏塔が拡張されてその下に地下通路が作られ、そこにある壁画は当時描かれたものでとても貴重な仏画となっています。
長い歴史の中で廃寺となった時代もあるワット・ウモーンですが1948年に再興され、その後は仏道を目指す人を支援するお寺として「スワンブッタタム(仏法の場)」という名前も持っています。今現在も、本格的な瞑想コースが開催されていて世界中から修行者が集うお寺です。
ワット・ウモーンに行くなら、ぜひ「バーンカンワット」も併せて行くといいですよ。クラフトヴィレッジとなっていて、アートやカフェ、憩いの場などが揃う人気スポットです。
ワット・チェットヨート
仏教会議が開催されるなど、タイの中で重要な役割を担うお寺です。
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7つの尖塔(チェット・ヨート)のある仏塔があるお寺「ワット・チェットヨートと呼ばれています。もともとは、ワット・ポーターラーム(菩提樹のお寺)という名前で、お釈迦様が悟りをひらいた菩提樹を植樹し、このお寺をインドのブッタガヤと重ねて作られたお寺です。
タイで最初の仏教会議が開かれたり、歴代の国王を火葬するなど、歴史的な重要な役割を担ったお寺です。
ワット・チェットヨートの近くに、カノムチンの老舗があって、おすすめです。カノムチン(タイの素麺)は、いろんな種類のタイカレーと一緒に食べるのですが、タイカレーが8種類くらいあって、ビュッフェ方式でいろいろ食べられて楽しいです。しかもひとり89Bというお得プライスです。
ワット・チェディルアン
チェンマイのおへそに位置すると言われるお寺です。壮大なスケールの仏塔や本堂は見応えがあります。
名刹中の名刹で、チェンマイを代表するお寺です。チェンマイの守護柱であるサオ・インタキンが 小さな祠の中に祀られています。
古い伝説の中で、天国へ行けなかったランナー王朝6代目のクーナー王が精霊となって息子へ建立を頼んだと言われています。
出来た時は、86mもの高さがあったと言うチェディ(仏塔)は15世紀の大雨と大地震で倒壊した状態のまま保存されています。本堂は、ちょっと珍しい黒と赤のきらびやかな造りとなっていてこちらも見逃せません。
残念ながら、サオ・インタキンの祠(ほこら)は女人禁制なんですが、見どころがたくさんあるお寺なのでぜひ行ってみて下さい。
チェンマイのお寺めぐりツアーに参加してみよう
建立の由来や、見どころの理由をちょっとでも知ってからお寺へ行くと、いっそう参拝を楽しむことが出来ると思います。
お寺めぐりしたいけど、移動を考えると1か所くらいしか行けなさそう。
お寺めぐりのツアーを利用するといいわよ。
日本語ガイドが主要なお寺を案内してくれる半日ツアーがおすすめ。
まとめ:チェンマイのお寺めぐり
チェンマイ観光において、チェンマイのお寺めぐりは欠かせません。効率よく主要なお寺を巡って、チェンマイ旅行を充実させるには、現地ツアーの利用がおすすめです。
現地ツアーって、高い印象があるかもしれませんが、今日ご紹介したツアーはこんなに濃い内容で1000B前後と言うコスパの良さ。
現地に精通したツアーガイドの案内で、チェンマイの街をまわってみるのもいいですよ٩( ‘ω’ )و
参考文献/タイ・チエンマイ Wat Chiang Mun の Setangamani 仏像についてなど Kenichi Furuyama