タイに来て、熱っぽい、頭が痛いなぁ。。。
そんな時に選んで欲しいのは パラセタモール(アセトアミノフェン系)の解熱鎮痛剤です。
気を付けたいのはデング熱
頭痛や発熱の際に、解熱鎮痛剤を利用することが多いと思いますが、ちょっと待ってください。
タイで発熱がある場合、デング熱の疑いを消すことが出来ません。
デング熱は、重症のインフルエンザ様疾患で、乳幼児、小児、成人ともに感染します。
デング熱は、高熱(40℃/104°F)を伴い、激しい頭痛、眼の奥の痛み、筋痛と関節痛、悪心、嘔吐、リンパ節の腫脹、発疹のうち2つ以上の症状がある場合に感染を疑う必要があります。
デング熱の疑いがある時に、禁忌とされる薬の成分があるのです。
あなたの手持ちの薬は、何系成分の鎮痛剤ですか?
解熱鎮痛剤には、その成分によっていろんな種類や市販薬があります。また、成分によって特徴が異なるため、メーカーの創意工夫で成分を組み合わせているものも多くあります。
現熱鎮痛剤の成分 | 特 徴 |
イブプロフェン・ロキソプロフェン | 炎症をともなう痛みに有効。 |
アセトアミノフェン | 胃腸障害を起こしにくく、安全性が高い。 |
アスピリン(アセチルサリチル酸) | 非ピリン系。広く使われているが胃腸障害の副作用があることも。 |
エテンザミド | アスピリンよりも胃腸障害は少なめ。 |
イソプロピルアンチピリン | ピリン系。脳で痛みをブロックする作用が強い。 |
よく耳にする”ACE処方って”、こういうことだったのね。
ノーシン/成分としては、アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミドの3つを併せた「ACE処方」を主とするが、近年ではイブプロフェンを配合した製品もある。
Wikipedia ノーシンより日本国内ではデング熱の危険度が低いですし、この複合系の頭痛薬はとても優れており、何ら問題はありません。が、それはタイではあまり歓迎されるものではありません。。。
デング熱は、重症化 ※ 特に内臓の出血症状がなければ、 安静にしていると治る病気ではありますが、まれにこの出血症状を進めてしまうのがアセチルサリチル酸の解熱鎮痛剤なのです。怖い!
重症型のデング熱は、血漿漏出、体液貯留、呼吸促迫、重度の出血、臓器不全など、死に至る可能性のある合併症を伴います。危険な兆候は、初発症状が出現してから3~7日後に起こり、激しい腹痛、連続する嘔吐、呼吸促迫、歯肉出血、倦怠感、不穏、吐血といった症状がみられます。このような場合、適切な医学的処置が必要となります。
推奨されるのは、アセトアミノフェン系解熱鎮痛剤
日本の市販薬は、成分が複合されていたり、市販薬のバージョンごとに成分が異なったりしてややこしい><
私もここに成分ごとの市販薬の例を載せようと試みたのですが、やめました。。。例えば、バ〇ァリン。バ〇ァリンEX、バ〇ァリンA、バ〇ァリンプレミアム などで複合成分が異なり、とてもとても、私などがまとめられるレベルの情報量ではありませんでした。
安心して服用できるのは、アセトアミノフェン系(=パラセタモール)の解熱鎮痛剤です。
パラセタモールは タイでは手軽に購入可能です。しかも安い!
もう、手持ちの日本の解熱剤の成分を確認したり気にするよりも、タイでパラセタモールを買う方が良いです。ですです!
私が常用しているのは 「SARA」で これはセブンイレブンにも売られています。確か20B以下
安いし、入手簡単、安心!
タイで解熱鎮痛剤を買うなら セブンイレブンで「SARA」がオススメと言う話でした。
鼻息が荒いわりに、説明が下手で、前置きが長くてすみません><
※パラセタモールは、お子さまも服用できます。子供用シロップのパラセタモールもコンビニや薬局で売られています。